この記事は
・製造業(ライン作業)に就職・転職を考えている人
・どのような人が製造業に向いているかを知りたい人
にオススメの記事です
目次
製造業への就職 メリット・デメリット
製造業 メリット
単純作業ができる
ライン仕事の大きなメリットは、単純作業ができることです。
製造するものはたいてい工程がマニュアル化されており、決められた通りに作業すれば良いです。(決められた通りに作業しないと逆にダメです。)
中小企業では、まだマニュアル化されていない仕事も多いと思いますがその場合は、先輩社員から仕事を教わりながら自分でマニュアルを作成していけば良いです。
生産計画を立てやすく時間配分ができる
製品の受注数が決まっているため、生産計画が立てやすいです。
突発的に注文が入るということもありますが
たいていは決まったペースでの仕事ができます。
あまり悩む必要がない
基本的に同じ作業の繰り返しのため、あまり悩む必要がありません。
もちろん試作対応等の例外もありますが基本的には同じ作業です。
(試作対応は新規案件をどのように製作していくか考える必要があります。
その場合は生産技術等の協力部署があるため、他部署と協力しつつ決定していけば良いです。)
製造業 デメリット
同じ作業の繰り返しで飽きる
同じ作業が続くので 時間の経過が遅く感じます。
作業に慣れてくると思考能力が落ち眠くなります。
同じ作業を長時間続けられる人でないと厳しいです。
スキルがあまり身につかない
試作対応・新規案件 以外は新しい分野に触れる機会がないため
スキルがあまり身に付きません。
積極的に資格取得を薦めている会社、新しい分野に取り組んでいる会社
でなければスキルの向上はあまり期待できません。
製造しているものによって景気の波がある
ほとんどの製造業は景気の波に左右されやすいです。
様々な分野へ仕事を広げている会社であれば良いですが
実際そのような会社は少ないです。
作業環境が悪い場合がある
有機溶剤をたくさん使用している・粉塵がたくさん出る仕事は
設備・保護具を適切に使用しなければいけません。
しかし、中小企業のような規模の小さい会社ではまだまだ作業環境への配慮が足りていない会社があります。
製造業が向いている人
単純作業が好きな人
毎日同じ作業をしても苦にならない人に向いています。
逆を言えば、同じ作業はイヤで毎日新しい業務をたくさんこなしたい人にはあまり向いていません。
集中力がある人
毎日同じ作業をしていると、だんだん慣れてきて注意力がなくなってきます。
注意力・集中力がなくなってきた時に不良品が発生しやすくなります。
製造業では1個でも不良がでると致命的な問題になることがあるため、
同じ作業を集中してできる人が向いています。
几帳面な人
毎日同じ作業をする中で、小さな異変に気づくことが重要となります。
例えば、部品にねじを組み付けようとしたときに入りが悪いものがあったとします。
この場合、気にせず力ずくで組み付けるのはよくありません。
ねじが入りにくい原因を確かめる必要があります。
・ねじにゴミがついていないか?
・ねじの山がつぶれていないか?
・相手部品のねじ形状がしっかり加工されているか?
等を確認します。
原因の特定が難しい場合には上司や品質管理課に相談する形となります。
まとめ
今回は製造業(ライン作業)についてメリット・デメリットを説明しました。
製造業の中でも、部署によって仕事内容が変化します。
事務、営業、品質管理、生産技術、製造(ライン作業)等会社によってさまざまあります。
ライン作業以外は客先とのやり取り、調整等が必要となるため
単純作業でなくなるため注意が必要です。
また、転職を考えている方は一度工場内を見学し工場内の作業環境が悪くないかを
確認することをオススメします。
粉塵や溶剤のニオイが充満しているような会社は、社員の健康に力を入れていない可能性が高いため注意が必要です。
この記事があなたのお役に立てたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。