仕事

生産技術の仕事内容とは。またどんな人が向いているか。

どうも、とにーです。

今回は生産技術とはどんな仕事なのか。
どんな人が向いているのかを説明していきます。

生産技術ってどんな仕事!?

生産技術部門とは製造業の中にある部門です。
仕事内容を簡単に言うと、工場の作業をサポートするものです。

大企業・中小企業で細かい作業内容が違いますが
主に作業の生産ラインの効率化・設備の導入や改良・書類の整備等を行います。
ただし、中小企業の場合「何でも屋」となることもしばしばあります。

実際、私も何でも屋になってしまっています。
これから、私が実際に生産技術として仕事している内容を紹介していきたいと思います。


治具の設計・製作(設備の導入)

治具とは、作業を効率化させるための専用の道具・機械のことを言います。
治具に関しては下記の記事でまとめていますのでぜひご覧ください。

https://tonyinfo.net/jigu/


試作品対応・評価

試作品の対応・評価も行います。

私の例(金属加工の製造業)で説明すると
「見積り→材料手配→加工日数→寸法測定→出荷」の流れです。
それでは、それぞれどのような流れで作業していくか説明してきます。

〇見積り
まず客先から図面が送られてきて、加工の対応が可能かどうかの相談が入ります。
この時点で、
・形状的に加工が可能か
・図面要求(寸法精度や粗さ指示)を満たすことができるか
・量産の対応も可能か(生産能力があるか、コスト的を満たしているか)
を判断します。

量産時のコストの話しはこの時点ではまだ話しが出ないかもしれませんが
先を見据えて客先と軽く取り交わしておきます。
コスト的に合わないとなれば、安い材質に変更したり、加工工数を減らす等の対応をしていきます。
(材質変更の場合は、客先の設計者に仕様を満足するものを検討していただきます。)


〇材料手配
材料屋に材料をどの大きさで何本頼むかを決めます。


〇加工日数
製造部門と打ち合わせします。
量産品の生産計画が既に組まれているため
量産品の中で納期に余裕があるものを後回しにして、適当なタイミングで試作品加工をしてもらいます。
※量産品の納期に余裕がなく、すぐには計画に入れられないよ!と言われることもしばしばあるので
 客先と納期相談をしつつ決定します。 


〇寸法測定
基本的に全寸法の測定をします。
その中で、特性に影響する部分は全数測定してほしい等の要求があれば
時間を掛かる場合があります。
(試作品は、私自身が測定をすることが多いのでここは自分の都合でよく決めています。)


〇出荷
製品の梱包方法に気を使いながら出荷します。
梱包方法が悪いと、輸送中製品同士がぶつかってキズがついたり、つぶれたりということも
起きるのでしきりをつけたりして対策します。


提示した納期に対して客先からもっと短縮できないか相談があった場合は、もう一度検討します。
評価内容については、寸法測定に時間が掛かるもの・特性評価に時間が掛かるもの様々あると思われるので
どのように評価するかあらがしめ、考えておいた方がよいでしょう。
評価用の装置が必要だとなればそれこそ日数が掛かってしまいます。



標準書類の整備

QC工程表、作業標準書、検査基準書、検査成績書等の書類を作成します。
またその他、材料証明や環境負荷物質調査関係の書類も取り寄せたりします。


不良・クレーム対応

社内で発生した不良の処置、客先からのクレーム対応も行っています。
客先クレームであれば、社内在庫のチェック、チェック品入れ替えの対応、不良の発生原因・対策、流出原因・対策を考えます。
ラインが止まる!間に合わない!となれば客先へ不良品の選別に行くこともあります。


故障した機械の修理

製造現場から「機械・装置が壊れた!見てくれ!」というお願いをされることもしばしばあります。
私も修理のプロではないので、NC旋盤等の複雑な基盤が絡んでいる機械は修理できませんが
簡単なモータのベアリング交換、リレーの交換、電磁接触器の交換等の機械を開けてわかるものであれば
対応しています。(NC旋盤の修理とかできる人尊敬しています(笑))


どういう人が生産技術に向いているか

・いろいろな仕事をしたい人
・ものづくりが好きな人
・コミュニケーション能力がある人
・問題発見・解決能力がある人


いかがだったでしょうか。

生産技術は様々な仕事をこなさなければいけないので大変ですが
やりがいはあります。

また、色んな部署と関われるので製造に関しての知識も日々学ぶことができます。
工具とかも扱えるようになるので家でDIYとかも考えだしたりしますね(笑)

現在ライン仕事をしていて、毎日刺激のある仕事をしたいという方は
生産技術に部署移動できないか上司に相談してみてはどうでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。