工場知識

加工機を使うときは安全第一です。私がやってしまった危険体験ベスト3発表!!

どうも、とにーです。

製造業で働いているみなさん!加工機使っていますか!?
加工機も、旋盤・フライス・ボール盤、バンドソー、ベルトサンダー と様々ありますよね!
私も結構使っています!

作業に慣れてくると危険だという意識が薄れてきますよね(汗)

そんな私がやってしまった危険体験ベスト3を紹介していきたいと思います。



第3位 汎用旋盤でやらかし!
「汎用旋盤のチャックを締めるハンドルを外し忘れてそのまま回転させてしまう。」



幸いにも自分に飛んではきませんでしたが、すごい音で床に
飛んでいきました。

もし、自分に飛んできてたら・・・
もし、ハンドルが外れず旋盤が回って衝突していたら・・・
考えるだけでもゾッとします(汗)

対策として
主軸を動かすときは必ず指差し確認するようにして、なおかつ
一呼吸し焦らず作業をするようにしています。



第2位 研磨機でやらかし!
「研磨機で研磨したものを取ろうとしたところ、回転した砥石で指をザッ!」



砥石でえぐったところは、ほんの一部だったのですが当たりどころが悪かったです。
指が曲がる関節あたりの血管をやってしまったらしく血が結構でました(泣)

やってしまった直後は何とか止血することができ、絆創膏でぐるぐる巻きにしてOK状態
になりました。

しかし次の日の朝・・・目を覚ますとベッドが血だらけに・・
本当にギャー!!!という感覚です。

寝てるときに吐血した!?誰かに襲われた!?パニックになりながら指を確認すると
研磨機でやってしまったところから出血していたようでした。

急いで病院へ行ったところ
「今は血止まっているみたいだけど衝撃加えたり、体が温かくなるとまた出るねこれ。
縫ったほうがいいね。いまから縫っちゃいますね。」
と言われました。

正直、私は縫うほどのケガをしたことがなかったので
「えええ!?いきなりですか!?心の準備が・・。」
と言いたかったのですが、また出血するのも怖かったので
お願いすることにしました。

麻酔が効いていたため、全然痛みはなかったのですが
縫われているところをじっと見てしまったためか少し気持ち悪くなって
すこしベッドで休ませてもらいました(笑)

その後は、順調に回復していきましたが
一年くらいはその部分に触れると痛かったです(汗)

それからというもの研磨機を扱う際は
必ず砥石をステージから離して慎重に取るようにしています。

というよりはあんまり使わなくなりました。
ベテラン作業員に頭を下げて研磨してもらってます(笑)




第1位 ボール盤でやらかし!
「プレートに大き目の穴(直径6mmほど)空けようとしたところ、プレートがドリルの刃にくいついて・・。」


プレートが刃にくいついて、抑えていたプレートが回転してしまい
円盤投げのようにくるくる回って吹っ飛んでいきました。
(プレートがくるくる回っている時スローモーションに見えるんですよね
「あっ、終わった・・やってしまった・・」という感じで(汗))


実は、私はこれを2回やってしまってます。
2回とも周りの人や自分に当たらなかったので良かったのですが
当たっていたら相当なことになっていたと思います。

意外とボール盤が危険だったりするのです。

ボール盤大き目の穴をあけようとするときは
必ずプレートをシャコ万力のようなもので固定するか
回転しないようにガイドをつけて穴を空けるようにしましょう。


また、穴を空ける時はいきなり大きいドリルで空けるのではなく
小さいドリルで下穴を空けるようにしましょう。
下穴を空けることで加工時の負荷も減りますし、穴も真っ直ぐ空きやすくなります。

私としてはボール盤が一番身近な加工機だったので
考えなしによく使っていたいのですが、プレート回転事件以降は
細心の注意を払いながら作業するようになりました。




加工機を使い慣れてしまうと感覚がマヒしてきます。

今一度、自分の使用方法を見直して危険なことをしていないか確認することをオススメします。

また、急いで作業しなければいけない状況の時も危ないです。
普段やってる安全対策を飛ばしたり、面倒くさいからといって正規の手順に従わず加工して
ケガをするというパターンもあります。
作業はどんなに焦っていても落ち着いて作業することを心掛けてください。

今回の記事を読んで、みなさんの安全対策につなげていただきたいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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